就労ビザ~技術・人文・国際編~
2022/09/07
就労ビザの代表格とされている【技術・人文知識・国際業務ビザ】は
自然科学分野の専門技術者、人文科学分野の専門職従事者、外国人の思考、感受性を活かして
国際業務に従事する方を受け入れるために設けられた就労ビザです。
では、どのような業務での就業が可能であるのか・・・
代表的な業務内容は下記の通りです。
「技術」
・システムエンジニア
・精密機械器具や土木・建設機械等の設計・開発
・生産管理
・CADオペレーター
・研究者
「人文知識」
・法人営業
・マーケティング
・企画・広報
・経理や金融、会計などの紺たる譚と業務
・組織のマネージャー
「国際業務」
・翻訳通訳
・語学の指導
・海外取引業務
・海外の感性を活かしたデザイン
・商品開発
逆にどのような業務が不可能であるのか・・・
分かりやすく表現すると【単純作業】での業務では就業不可能です。
例えば、工場にて生産ラインでの単純作業、飲食店での配膳・接客・調理業務、
ファイリングや伝票整理などの事務作業、また農業に伴う農作業はできません。
しかし、上記の「技術」「人文知識」「国際業務」を習得する際、研修期間に現場での就業を行うことが想定されます。
その場合は、法務省のガイドライン【『技術・人文知識・国際業務』の在留資格で許容される実務研修について】として、
同期となる日本人も同様に、キャリアアップの一環として研修で現場に入る場合は、
一時的な実務研修を行うことを認めると発表しています。
~次回に続きます~